Easter Sunday
近年日本でもこの時期に見かけることが多くなったEaster (イースター)商品。
イースターの関連グッズといえば、卵やひよこ、ウサギにパステルカラーが多いかと思いますが、元を辿れば私達がイメージするものとはちょっと違ったものでした。
Easterとはキリスト教徒がキリストの復活を祝うクリスチャン教会で最も重要で古い祭りと言われています。
復活祭は春分の日の後に最初に満月を迎えた直後の日曜日と決められています。
(なので海外では良く Easter Sunday と呼ばれているのですね。)
2019年の復活祭は4月21日、今年は例年より少し遅い復活祭です。
先程、イースターの関連グッズで思い浮かぶものの一つに「卵」と書きました。
アメリカのハイスクールではイースターの際には低学年の子供達と一緒に
「Egg Hunt」を楽しんだことも。(アメリカでは Easter Bunnyがイースターには卵を隠しにやってくると言われています。この隠された卵を幾つ見つけることができるのかで競い合うゲームです。)
なので、実はイースターエッグはちょっと想像すると生々しいかもしれませんが、まるで「血」のような赤色が本来の色とのこと。
でも、イースターエッグにはカラフルな可愛いデザインのものも多いですよね。
最近では装飾品として楽しむものとして変わりつつあることも否めませんが、このカラフルな色にも実はちゃんと意味があると言われています。
例えばオレンジは太陽の色として昔からよくイースターエッグに塗られていた色ですし、白には誕生という意味が込められていたり、グリーンには豊かに実る地という意味もあるそうです。
又、装飾の柄にもそれぞれちゃんと意味が込められています。
例えば、太陽は命を表すシンボルだったり、木は子孫繁栄のシンボルだったり。
又、お花は美しさのシンボルであり、そして豊かな自然のシンボルでもあります。
そしてこれらのイースターエッグを隠しに来ると言われているイースターバニー。
ウサギは昔からキリスト教の芸術作品によく登場しています。これには色々な理由があるのですが、イースターのシンボルとなったのは、ウサギは年に何度もお産が可能なため、繁栄や豊穣を表すのに適していたからと言われています。
こんな風に物の由来を考えると、ちょっとしたインテリア商品を迎えるのにも色々と隠れたメッセージを考えてしまいます。
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