末永く大切に。
昨年の誕生日に姉が贈ってくれたAstier de Villatte (アスティエ・ド・ヴィラット)のカップの装飾が欠けてしまったのは、1ヶ月半くらい使っていた時の事。
一番気に入っていたお花の装飾の所がポキッと折れてしまい、何とも悲しい気持ちになりました。。。
その後、暫くは戸棚にしまっておいたのですが、目にする度に胸がチクチク痛んで、、、ある日お店に電話してお修理可能か問い合わせました。
「強度は落ちますが、金継ぎができますよ」と言われてホッとしたのを覚えています。
後日お店に持って行って、3ヶ月強かかりますと言われ、コストもそのカップを買い直す価格の1/3くらいでしたが、それでも心は変わりませんでした。
可愛い可愛い私のお気に入りのカップ 笑
どうか無事に戻って来て!と、送り出しました。
お修理に出したのが残暑厳しい季節。
そして秋頃に進捗はどうですか?と一度お店に立ち寄り、まだ、、、と言われてから暫くした年末に、携帯電話にお店からの不在着信が!
ワクワクしながら電話を掛け、修理が無事完了したと聞いてホッとしました。
ただ年末は私も繁忙期で慌ただしく、、、ようやく引き取りに行けたのが今日。
お店のお兄さんが包みを解いてくれる間もずっとソワソワしてしまいました。
仕上がりは想像していたよりも金継ぎがとても上品に入れられていて大満足!
何だか、、、金継ぎを入れる前のパーフェクトなコンディションの時よりも、より一層愛着が湧いたように感じました。
大切に大切に持ち帰り、久々に帰って来たこの子でコーヒータイム。
お茶菓子は姉が台湾のお土産で買って来てくれたマンダリンオリエンタルのグアバマカロン♡ (食べたがった私の為に、最終日に予約して手荷物で大切に持ち帰って来てくれました。)
姉から贈ってもらった大好きなカップとトレイで姉からのお土産のマカロンをいただきました。
何とも言えない幸せな気持ち。
カップが修理で不在の間、ふと、同じ物を買い足そうかと頭を過ぎりましたが、待っていて良かった!そして修理に出して良かった!と思いました。
靴でも洋服でも食器でも、、、気に入った物は手入れに手入れを重ねて、大切に、末長く。
そんな物との付き合い方がやっぱり好きな私です。
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