大切にしたいこと。
私は、「暮らしを整えること」がとても好きです。
気持ちよく整理整頓された環境に身を置くと、背筋が自然と伸び、物事が不思議とスムーズに運び、まるで運気まで整ったかのように感じる瞬間もあります。
けれども、その心地よい環境を保つことは、実は簡単なことではありません。
日々の忙しさの中で整え続けるには、それなりの手間と意識が必要です。
(↓ どんなに疲れていても、お玄関だけは必ず整えるように心がけています。)
特に誰かと一緒に暮らしていると、自分にとっての「心地よい」が、必ずしも家族にとっての「心地よい」と同じとは限らないこともあります。
そんな小さな違いの中で、知らず知らずのうちに小さなストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。
それでも私は、家の中に程よい余白がある状態が好きです。
物で溢れている空間よりも、ひとつひとつのモノに適度なスペースが与えられ、仕舞い込まれることなく、それぞれが相応の役割を持って活躍している空間。
そんな環境の中では、モノもどこか生き生きと輝いて見えるように感じます。
例えば、お気に入りの器。
ただ棚に並んでいるだけではなく、日々の食卓やお茶の時間の中で自然と手に取られ、使われることで、その器は本来の美しさを発揮するように思います。
器は、使われてこそその美しさを深め、暮らしの時間の中で静かに育っていくものだと思っています。
自分なりに整えた空間で、大切な茶器と共に過ごす時間は、私にとって何よりも心が整うひとときです^^
手に触れ、季節の食材や温かいお茶を受け止めながら、暮らしの時間の中で少しずつ表情を深めていく存在なのかもしれません。
家に迎え入れるモノは慎重に選び、そして一度迎え入れたら、丁寧に手入れをしながら長く大切に使う。
本来はとても当たり前のことのはずですが、これほどモノに溢れた時代に身を置いていると、その当たり前が、どこか少し特別なことのようにも感じられます。
我が家は、少し前までは大人二人だけの静かな暮らしでした。
けれども、小さなモコモコの家族が四頭(愛犬たち)いるため、以前から比較的モノの多い家ではありました。
さらに昨年、娘が誕生し、今ではリビングには娘のおもちゃやお世話グッズがあちらこちらに並び、以前とはまた違った賑やかな景色が広がっています。
それでも、その変化も含めて、今の我が家の暮らしの一部なのだと感じています。
暮らしとは、日々の積み重ねの中で、静かに自分自身を映し出すものなのかもしれません。
今年の初夏、サロンを再開するにあたり、改めて「自分にとっての心地よさ」、そして「家族にとっての心地よさ」とは何かを見つめ直しながら、ゆっくりと準備を進めていきたいと思っています。
演出のために作り込まれた空間ではなく、等身大の暮らしの中で私自身が心から心地よいと感じている空間の中で、皆さまをご案内できましたら嬉しく思います。
お気に入りの器でお茶を楽しみながら、美しいモノや穏やかな時間をささやかに共有できる場所としてお迎えできましたら幸いです。
皆さまと穏やかな時間をご一緒できます日を、心より楽しみにしております🍀
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