食器の見直しをしています 1
我が家、現在、食器棚の中身を見直し中。
コロナ禍で在宅の時間が増え、「断捨離」を実行された方々も多いのではないでしょうか。
昨年はお客様からも「断捨離中です」というお声を沢山聞きました。
在英中に大掛かりな持ち物の見直しをして以来、物を購入する時には慎重になってきたので、現段階で大きな「断捨離」をする程ではないのですが、それでも日々暮らしていると、不思議なことに色々な「使っていないもの」が出てきます。
(「不用品」という訳ではないんです。ただ「使う頻度が下がった物」というニュアンスがもっと近いような。)
さて、今回は我が家の食器棚のお話です。
「食器屋をしていると、さぞ沢山の食器をお持ちですよね?」と良く言われますが、実は私自身はそんなに沢山の食器を持っているとは思っていません。
我が家はパートナーと2人暮らし。
サロンにお客様をお招きしたとしても、そもそもそんなに広いスペースでもありませんから、上限は1回につき多くても4名様まで。
(余裕を持ってご案内できるよう、通常は1回のご案内につき2名様まででお願いしています。)
そんなことを考えながら、とにかくカップから数え始めてみると・・・
カップ類:計44
多い?普通?少ない?
うーん、、、
正直、こんなに持っているとは思っていませんでした。
内訳:
ティーカップ&ソーサー:16客
コーヒーカップ&ソーサー:6客
モーニングカップ&ソーサー:2客
その他のカップ&ソーサー:5客 (レッスン時使用のテニスセットを含む)
オリエンタルカップ&ソーサー:4客
カフェオレボウル:1点
クリームカップ:2点
マグカップ:8つ
ティーカップ&ソーサーの内、4客は来客用にお揃いで揃えているシリーズなのですが、残りの12客は好みの物を1客のみだったり、用途に合わせてペアで揃えたりしています。
どれもお気に入りばかりで、「これはこの時用」と役割をしっかり持っているのですが、このところ「少し減らしたい」と感じるようになりました。
とは言っても、なかなかカップ&ソーサーの数を減らすのは難しく、、、私が先ず着目したのは「マグカップ」。
マグカップって普段使いするけれど、お客様には出さない。
それならば、パートナーと私の1つずつがあれば良いのではないか?と考えたからです。
(マグカップの中にはデザインではなく、機能性を重視して購入したものもあったのですが、全体的な使用頻度を改めて見ると、どんなに機能性が良いものよりも、結局はお手入れに手間がかかってもお気に入りを使う頻度が高いです。)
ただ、、、8つのマグカップの内、私のマグカップは2つ。。。
すでに矛盾が発生しています。
1つは「これがないと1日が始まらない」と言っても過言ではないセーブル風のラージマグ。
朝一は大抵このマグにたっぷりのコーヒーを淹れて飲んでいます。
そしてもう1つ。
仕事でヘレンドに囲まれていると、時々ちょっぴり浮気をしたくなる。。。
そんな時に登場する「アスティエ」のシンプルマグ。
コンテナいっぱいの作品が到着すると、まず初めにすることは検品作業。
この検品作業は割れを確認するだけでなく、色の風合いなども確かめるので、とにかく目を沢山使います。
細かな柄を長時間、ずっと見ていると、、、ちょっぴりシンプルなものが恋しくなったりすることも。
そんな時に手が伸びるのがこの「アスティエ」のマグカップです。
ヘレンドとアスティエは全く異なって見えるけど、私の中ではどこか通づるものがあって、、、
このシンプルさ、でも確かに手作りの、作り手を感じられる温もりになんとも言えない安心感を感じます。(余談ですが、アスティエのカップは繊細な作り故、慎重に扱っていても、何度か取っ手や装飾が取れてしまったり、破損してしまったりすることがありました。それでも、また、同じ作品を求めたい衝動にかられる・・・それだけの魅力があるメーカーさんだなと感じています。)
そんな理由から、本来ならマグカップって1人1個で良いのでしょうが、私にとってはどうしても2つ必要ということが判明しています。
一方でパートナーは特にこのような拘りがないので、マグカップは1つで良いのかな?と思います。(書斎に溜め込む癖がついていますが、1つしかなかったら毎度キッチンに持ってくるしかなくなるので、それも狙い目・・・)
思い切って、初回はマグカップの数を3つに減らして見るところから始めることにしました。
持ち物の整理はまだまだ始まったばかり。
マグカップも1歩は1歩ですが one baby step at a timeですね。。。
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